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チップ (サービス)

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出典: フリー百科事典『)』

チップTip あるいは Gratuity ともいう。英語の発音では「ティップ」)とは、サービスの利用に対して規定料金とは別に支払う、心づけの現金をいう。

日本以外の国(特に欧米)にて慣習として、ホテルの宿泊(ベッドメイキングルームサービスベルボーイによる荷物の運搬など)やタクシーの利用、レストランでの飲食、理容店美容院などに対して、発生する。

日本にはこのような慣習はない、もしくはサービス料として無意識のまま徴収されているため、なじみの薄いものであるが、外国ではサービス業の賃金が安く設定されているために、チップがサービス業従事者の生活給となっている。とりわけ、個人に対するサービスではそれが顕著である。そのため、国際的な物価の比較において単純に規定料金でのみ比較して日本は高いとするのは間違いである。但し、日本でも旅館ではチップが「茶代」もしくは「心付け」として慣習化されている。日本ではチップを渡すとき、もしくは祝儀袋ポチ袋も可)に包んで渡すのが礼儀である。コインや紙幣をそのまま渡すことは相手に対する非礼と見なされる。但しタクシーの料金支払いの場合などは裸のまま渡すことは一般に行われている。ちなみに、国内でも「チップトイレ」という、利用者にチップの支払いを求めるトイレが存在する。他にも引越客が専門業者に対して「御飯代」「御祝儀」としてチップを渡す場合もあるが、あくまで一部の客の裁量で行なわれるため、すべての客がそうしているわけではない。

アメリカの相場としては、ベルボーイによる荷物の運搬で2ドル程度、タクシーで料金メーターの10~15%程度、カジノでのディーラーへの賭額など。レストランでの飲食では、1980年代までは10%〜15%であったが、近年は15%〜20%程度が相場となっている。なお、レストランのウエイター、ウエイトレスは決まった時給ではなく全額給料がチップからという場合も多い。レストラン等にてクレジットカードで支払う場合には、チップの金額を書き込む欄があるので、ここに飲食分のみの15%程度の金額を書き込む。もちろん、伝票の金額が間違っていないか(二重取りされていないか)のチェックは必要である。たくさん渡せば良いと言うものではなく、逆に成金として軽く見られることもある。とかく日本人はチップを高額に渡し、相場を引き上げてしまうとされている。また、時々日本のガイドブックには払うように書いてあるのを見かけるが、ホテルのベッドメイキングに対してはよほど汚したりしていない限り不要である(英語版Wikipediaでは「discretionary」、すなわち「任意」となっている)。

できれば、チップ用として空港などで、1ドル札などの小額紙幣を多く両替するとよい。

チップの習慣は米国で盛んであり、欧州でのチップの習慣は地域により異なる。チップの習慣がない地域の人が米国へ旅行してトラブルになることもある。また、ノー・チップ制を謳うホテルもある。サービス料に該当するコストが宿泊料に含まれているわけである。

なお、チップのことをフランス語・ドイツ語ではpourboire・Trinkgeldという。いずれも「酒を飲むためのお金」ぐらいの意味である。サービスしてくれる人をねぎらって、「これで一杯飲んでくれ」と小銭を渡したことがチップの始まりだろうと推測できる。

[編集] 外部サイト

※ハワイだけでなくアメリカ本土にもおおよそ適用可能。