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大阪証券取引所

1/13

出典: フリー百科事典『)』

株式会社大阪証券取引所
Osaka Securities Exchange Company, Limited
種類株式会社
市場情報
ヘラクレス8697
略称大証
本社所在地Flag of Japan.svg 日本
〒541-0041
大阪府大阪市中央区北浜一丁目8番16号
電話番号06-4706-0850
設立2001年4月1日
業種その他金融業
代表者取締役社長 米田道生
資本金47億23百万円(2008年3月末現在)
売上高189億68百万円(2008年3月期)
総資産3,610億85百万円(2008年3月期)
従業員数207人(2007年3月末現在)
決算期3月末日
主要株主CSKホールディングス5.4%、モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー5.4%
外部リンクwww.ose.or.jp
  

株式会社大阪証券取引所(おおさかしょうけんとりひきじょ)は、大阪府大阪市中央区北浜一丁目にある日本金融商品取引所である。東京証券取引所名古屋証券取引所と共に、日本の「三市場」の一つ。

略称は大証(だいしょう)。俗称は北浜

目次

[編集] 概説

市場第一部・市場第二部・新興企業向けのヘラクレス日経225先物市場などがある。

現行の取引システムのプログラム改修や開発の現場は、住所:大阪府吹田市佐井寺4丁目1に位置する(大阪証券業協会が所有する大阪証券業協会総合運動場(証券グラウンド)の中に在る)取引所電算センターの中で日夜行われている。 マシンは、富士通製汎用機。 基幹システムの開発言語はCOBOL。

蔵屋敷があった江戸時代大坂の米穀取引所を起源に、五代友厚らが発起人となって設立された大阪株式取引所が前身である。なお、堂島米会所で行われた帳簿上の差金の授受によって決済を行う「帳合米取引」が、世界で最初の公設の商品先物取引と言われる。この伝統から、大証は指数先物・オプション市場において重要な地位にあると言える。具体的には、日経225先物等、大証の株価指数先物の日本における取引シェアは約60%を占め、同オプション取引においてはほぼ100%を占めている。株券オプションにおいても、約85%のシェアを誇っている。またデリバティブ取引の売買高ランキング(2008年)では大証は世界15位であり、26位の東京金融取引所や33位の東京証券取引所などを抜いて日本では最も上位にある[1]

上場投資信託(ETF)の上場にも意欲的で、日本で初めて株式以外の商品を対象にした金ETFを、2007年8月10日に上場し、同年10月23日には、上海証券取引所に上場している主要50銘柄の株価で算出する上証50指数に連動する海外株価指数連動型ETFを上場した。海外の株価指数に連動するETFの日本国内上場はこの例が最初となる。

大阪証券取引所自身が株式をニッポン・ニュー・マーケット-ヘラクレス上場している(証券コード:8697)。

システム障害や災害等の対応策として、2008年春に兵庫県中部にデリバティブ取引の売買システムのバックアップ施設を設置した。また、現物株の売買システムについては、ジャスダック取引所と提携し、どちらかのシステムが稼働不能になった場合、相手方のシステムで取引を執行させる体制を引いた。[2] 一方、ジャスダック取引所の大株主である日本証券業協会は、証券取引所の再編の一環として、経営体力の低下したジャスダック取引所を、売買システムのバックアップ体制で提携関係にある大証と経営統合させることを検討している。ジャスダック取引所を大証の子会社化し、ジャスダック取引所のシステムを大証のシステムに一本化することで、ジャスダック取引所の経営を改善しようというものである。大証とジャスダック取引所とでシステムの一本化と経営統合に関する条件が固まり次第、平成22年までにジャスダック取引所を完全子会社化する予定である。[3][4]

その後、大証はジャスダック取引所に対し、TOBを発表。2008年11月19日から12月17日までの間公開買い付けを行い、発行済み株式の76.1%を取得し、連結子会社とした。今後はこれまでの予定通りジャスダック取引所を完全子会社化し、新興市場を再編する予定である。[5][6]

2009年7月21日には、国内の証券取引所としては初となる、外国為替証拠金取引(FX)を扱う市場「大証FX」を開設している[7]

[編集] 立会時間

  • 前場 09:00~11:00
  • 後場 12:30~15:10
  • 夕場 16:30~20:00 (株価指数先物・オプション取引のみ)

※かつては前場の株式取引時間も東京証券取引所より10分早い午前8時50分から始まっていたが、その後午前9時00分に改められている。

[編集] システム

取引システムに2006年よりAIXを使った日立製作所のオープンシステムが使われている。 今後、先物取引システムについてはNASDAQ OMXのパッケージソフトを使ったシステムの更改することが予定されている。

[編集] 沿革

大阪証券取引所(2004年12月に新装)正面の銅像は五代友厚
  • 1878年 - 大阪株式取引所設立が売買取引開始。
  • 1935年 - 市場館が竣工。(設計:長谷部竹腰建築事務所
  • 1943年 - 日本証券取引所大阪支所となる。
  • 1945年 - 終戦に伴い立会停止。
  • 1949年4月1日 - 証券会員制法人 大阪証券取引所設立。
  • 1949年5月16日 - 株券の売買を再開。
  • 1961年10月 - 市場第二部開設。
  • 1983年11月 - 市場第二部特別指定銘柄(新二部)制度創設。
  • 1987年6月9日 - 「株先50」の取引開始(日本初の株式先物市場)。
  • 1988年9月 - 日経225先物市場開設。
  • 1990年 - 世界最大の株先物市場に発展。
  • 1991年6月 - カントリーファンド市場開設。
  • 1996年1月 - 市場第二部と新二部を統合。市場第二部特則銘柄制度創設。
  • 1998年12月 - 市場第二部特則銘柄制度を廃止。新市場部開設。
  • 2000年5月 - 米国のNASDAQと提携し、ナスダック・ジャパン市場開設。
  • 2001年3月1日 - 京都証券取引所(京証)を合併。京証上場銘柄を市場第二部へ承継。
  • 2001年4月 - 株式会社に組織変更し、株式会社大阪証券取引所を商号とする。
  • 2001年6月 - 株価指数連動型上場投資信託受託証券 (ETF) 市場を開設。
  • 2001年12月3日 - ベンチャーファンド市場開設。
  • 2002年12月16日 - NASDAQとの提携を解消し、ナスダック・ジャパン市場をニッポン・ニュー・マーケット-ヘラクレス(以下「ヘラクレス」と略)に変更。
  • 2003年4月1日 - 新市場部を廃止し、新市場部上場銘柄をヘラクレス(グロース)へ承継。
  • 2003年12月 - 不動産投資信託証券(REIT)市場を開設。
  • 2004年4月1日 - ヘラクレス(スタンダード)に上場。
  • 2004年12月1日 - 現在の大阪証券取引所ビルが竣工。
  • 2006年1月30日 - ヘラクレス内国株券を対象とする新売買システムが稼動。
  • 2006年2月27日 - 新売買システムが全面稼動。また、新相場システムも全面稼動。
  • 2007年8月10日 - 国内の取引所で初めて、金価格連動上場投資信託(金ETF)を上場。
  • 2007年9月18日 - 株価指数先物・オプション取引でイブニング・セッションを導入。
  • 2007年10月23日 - 国内の取引所で初めて、中国A株株価指数連動上場投資信託 (上証50指数ETF)を上場。
  • 2007年12月4日 - デリバティブの売買高が国内で初めて年間1億枚を突破。
  • 2008年5月12日 - 国内の取引所で初めて、REIT8銘柄とETF2銘柄のオプションが上場
  • 2008年10月14日 - イブニング・セッションの取引終了時刻を一時間延長し、20:00までに変更。
  • 2009年7月21日 - 国内の証券取引所では初めて、外国為替証拠金取引(FX)市場である「大証FX」を開設。

[編集] 上場会社の数

2009年9月8日現在、上場会社の数は976社(外国株を含む)[9]。内訳は以下の通り。

  • 市場一・二部計 823
    • 市場第一部 598
    • 市場第二部 225
  • ヘラクレス計 153
    • スタンダード 78
    • グロース 74
    • スタンダード(外) 1

[編集] 単独上場会社

[編集] 市場第一部

[編集] 市場第二部


[編集] 大阪証券取引所ビル

大阪証券取引所ビル
大阪証券取引所ビル
情報
用途事務所、店舗
設計者三菱地所設計日建設計
施工竹中工務店大林組、その他JV
建築主平和不動産
敷地面積4,721 m²
延床面積53,932 m²
階数地上24階・地下2階
高さ116.8 m
着工2002年5月22日
竣工2004年12月1日
所在地〒541-0041
大阪府大阪市中央区北浜一丁目8番16号
■(Template:建築物全般)

平和不動産の所有で、下層階は旧市場館の外観を保存したものとなっており、エントランスホールの大型モニターには、大阪証券取引所の顔である日経225先物取引の取引値が表示されている。地下1階から2階までは飲食モールになっており、3階に大阪経済大学、北浜キャンパスがあり社会人向けの実践的カリキュラムを提供し、オフィス棟の上層部には株式会社CSKの西日本支社などが入る。

旧市場館は1935年長谷部竹腰建築事務所の設計で竣工。施工は大林組。2004年の新ビルでも円形のエントランスホールの外観のみ残されている。

[編集] 脚注

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  1. ^ 大証の08年デリバティブ、世界15位に [1]
  2. ^ 日経新聞06年12月16日付記事[2]、及び2007年5月17日付記事[3]より。
  3. ^ 2007年9月29日付時事通信記事[4]、2008年5月1日付毎日新聞記事[5]より
  4. ^ 産経新聞08年9月17日付記事[6]より。
  5. ^ 日本経済新聞2008年11月18日付記事[7]より
  6. ^ 日本経済新聞2008年12月18日付記事[8]より。
  7. ^ 大証プレスリリース2009年6月16日付け

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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